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  4. 06. 図面の表示(Viewing the Drawing
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  4. 06. 図面の表示(Viewing the Drawing

06. 図面の表示(Viewing the Drawing

Contents
06. 図面の表示(Viewing the Drawing)

導入

このセクションでは、グラフィックス領域とビューのコントロール方棒@について学びます。

グラフィックス領域はエンティティを作成し、配置する空間です。

ビューとは、画面に表示されるグラフィックス領域の一部です。

このセクションでは、以下について説明します:

図面表示の再描画と再構築(Refreshing and Rebuilding the Drawing Display)

図面ウィンドウは通常、変更を行うたびに再描画されます。時折、処理後に表示要素が残る場合があります。画面が完全にクリーンアップされなかった場合には、再描画 コマンドを使って手動で画面を再描画できます。

図面を表示またはエンティティの選択のために最適化するには再構築(Rebuild)またはすべて再構築(RebuildAll)を使用します。

このセクションでは、以下について説明します:

現在の図面を再描画(Refreshing the Current Drawing)

Refreshコマンドは現在の図面を再描画します。マーカーの残りやディスプレイのアーチフダ@クトなどが画面上から削除されます。

このコマンドは透過的に起動できます。

表示の再描画は、図面を表示またはエンティティの選択のために最適化することはありません。これは、Rebuild コマンドにより行います。

アクセス

コマンド: Refresh

現在の図面の並べて表示されたすべてのビューを再描画(Refreshing All Tiled Views of the Current Drawing)

RefreshAllコマンドは、図面内のすべての並べて表示されたビューを再描画します。 マーカーの残りやディスプレイのアーチフダ@クトなどが画面上から削除されます。

このコマンドは透過的に起動できます。

並べて表示されたビューの再描画は、作図エンティティの表示、選択のための図面の最適化を意味しません。 これは、Rebuild および RebuildAll コマンドにより行います。

アクセス

コマンド: RefreshAll

現在の図面を再構築(Rebuilding the Current Drawing)

Rebuild コマンドは現在の図面を再構築します。

図面の再構築により次が行われます:

  • 作図エンティティの表示と選択のパフォーマンスが最適化されるよう、図面を再計算しインデックスを生成しなおします。
  • 現在のビュー内のすべてのエンティティの画面上座標を再計算します。
  • 現在のビューを再描画します。

アクセス

コマンド: Rebuild

メニュー: 表示(View) > 再構築(Rebuild)

現在の図面を再構築しすべての並べて表示されたビューを再描画(Rebuilding the Current Drawing and Refreshing All Tiled Views)

RebuildAll コマンドは、現在の図面を再構築し、並べて表示されたすべてのビューを再描画します。

図面の再構築により次が行われます:

  • 作図エンティティの表示と選択のパフォーマンスが最適化されるよう、図面を再計算しインデックスを生成しなおします。
  • すべての並べて表示されたビュー内のすべてのエンティティの画面上座標を再計算します。
  • すべての並べて表示されたビューを再描画します。

アクセス

コマンド: RebuildAll

メニュー: 表示(View) > すべて再構築(Rebuild All)

現在の図面を自動的に再構築(Automatically Rebuilding the Current Drawing)

AutoRebuildコマンドは、現在の図面の自動再構築を有効または無効にします。

Autorebuild を有効にすると、図面は必要に応じて自動的に再構築されます。

Autorebuild が無効な場合、Rebuild または RebuildAll を使用する、あるいはAutorebuildを有効にしない限り自動再構築は抑制されます。再構築が避けられない場合(たとえば、フリーズ画層の解除時)、自動再構築はAutorebuildの設定にかかわらず実行されます。他のケースでは、再構築が行われるべきところで続行するか確認するプロンプトが表示されます。

このコマンドは透過的に起動できます。

  Autorebuild を無効にすることにより、大規模な図面での作業で時間を節約できます。

アクセス

コマンド:AutoRebuild

画面移動とズーム(Panning and Zooming)

図面ビューを変更する最も基本的な祇@能は画面移動とズームです:

  • 画面移動 は、拡大率を変更することなくビューを別の位置に移動します。
  • ズーム は拡大率を上げて、または下げて図面を表示します。ズーム祇@能を使用すると図面に近づいたり、離れたりするように見えます。

また、ダイナミック画面移動 および ダイナミックズーム 祇@能もあります。多くの場合これらは図面ビューを変更する最速のツールです。

画面移動(Panning)

画面移動コマンドは図面の表示されている部分を指定された方向に移動します。図面エンティティの位置や拡大率を変更するものではありません。

画面移動により、表示されている領域から外れているために見えなかったエンティティが見えるようになります。画面移動では、ズームとは異なりビューのスケールは変化しません。

画面移動コマンドは透過的に使用することができます。

ダイナミック画面移動(Dynamic Pan)

画面移動は、図面の表示を拡大率を変更せずに移動します。

図面表示を画面移動するには:

  1. 右クリックして、画面移動(Pan)を選択します。
  2. ダ|インタの形が に変わります。
  3. ダ|インタを図面内の任意の位置に置きます。
  4. 左ボタンを押しながら、図面を移動する方向にドラッグします。

画面移動モードを終了するには:

  • Enter キー、Esc キーまたはスペースバーを押します。
  • – または –
  • 左マウスボタンを離し、右クリックして終了(Exit)をクリックします。

ダイナミック画面移動は透過的に使用できます。

アクセス

コマンド: Pan

メニュー: 表示(View) > 画面移動(Pan) > ダイナミック(Dynamic)

マウス ホイール: リアルタイムで画面移動するにはホイールを押したままにします。

点を使った画面移動(Panning Using Points)

-Pan コマンドを使用して、変位(ベクトル)をダ|イントすることにより図面の現在のビューを任意の方向に移動できます。 ビューのサイズは変化しません。

変位量は2点を指定して定義します。 これらの点により、画面移動の距離と方向を指定するベクトルが決定します。

アクセス

コマンド: -Pan

メニュー: 表示(View) > 画面移動(Pan) > 点(Point)

上に画面移動(Pan Up)

上に画面移動すると、図面の表示部分が上に移動します。

アクセス

コマンド: PanUp

メニュー: 表示(View) > 画面移動(Pan) >上(Up)

下に画面移動(Pan Down)

下に画面移動すると、図面の表示部分が下に移動します。

アクセス

コマンド: PanDown

メニュー: 表示(View) > 画面移動(Pan) > 下(Down)

左に画面移動(Pan Left)

左に画面移動すると、図面の表示部分が左に移動します。

アクセス

コマンド: PanLeft

メニュー: 表示(View) > 画面移動(Pan) > 左(Left)

右に画面移動(Pan Right)

右に画面移動すると、図面の表示部分が右に移動します。

アクセス

コマンド: PanRight

メニュー: 表示(View) > 画面移動(Pan) > 右(Right)

ズーム(Zooming)

ズーム コマンドは図面表示の拡大率を変更します。図面とエンティティの大きさの比率はズームしても変わりません。

ズーム コマンドはズーム ツールバーまたは表示メニューにあります。

  • ダイナミックズーム(Zoom Dynamic):現在の図面ウィンドウをリアルタイムにズームイン、ズームアウトします。
  • 中心点ズーム(Zoom Center):指定された拡大率または表示の高さを使って図面を中心点に合わせます。
  • 倍率(Zoom Factor):指定された拡大率を使ってズームインまたはズームアウトします。
  • 前画面(Zoom Previous):前表示されていたビューを復元します。
  • 選択内容をズーム(Zoom Selected):1つまたは複数のエンティティが画面全体に見えるようズームします。
  • 窓ズーム(Zoom Window):指定した四角形にズームインします。
  • 拡大(Zoom In):事前に設定された拡大率でズームインします。
  • 縮小(Zoom Out):事前に設定された拡大率でズームアウトします。
  • ズーム境界(Zoom Bounds):図面境界または図面範囲(どちらか大きい方)まで図面全体を表示します。
  • ウィンドウにフィット(Zoom Fit ):図面全体を画面の中心に表示するようズームします。

ズームコマンドの透過的使用

ズームコマンドは別のコマンド実行中に使用できます。たとえば、ウィンドウにフィットコマンドを線の作成中に実行できます:

: LINE
始点を指定 » <P1>

次の点を指定» <P2>
次の点を指定» ‘zoomfit
LINEコマンドが再開されます。
次の点を指定» <P3>
次の点を指定» <P4>

ダイナミックズーム(Dynamic Zoom)

ZoomDynamicにより、現在の図面ウィンドウをリアルタイムにズームイン、ズームアウトできます。

ダイナミックズームを使用するには:

  1. 右クリックしてズーム(Zoom)をクリック、ダイナミックズーム(Zoom Dynamic)をクリック(ズーム ツールバー)または 表示(View)> ズーム(Zoom) > ダイナミック(Dynamic)をクリック(または ZoomDynamicと入力)します。

    ダ|インタの形が に変わります。
  2. クリックしてダ|インタを上下にドラッグします:
  • 拡大するには、上方向にドラッグします。
  • 縮小するには、下方向にドラッグします。

ダイナミックズームを終了するには:

  • EnterキーまたはEscキーを押します。

    – または –
  • 右クリックして、終了(Exit)を選択します。

ZoomDynamic透過的に使用できます。

アクセス

コマンド:ZoomDynamic または Zoom

メニュー:表示(View) > ズーム(Zoom) > ダイナミック(Dynamic)

マウス ホイール:ホイールを回転して拡大または縮小します。

ズーム(Zoom)

ズーム(Zoom)コマンドは図面の表示スケールを変更します。このコマンドには多数のオプションがあります:

  • ダイナミック(Dynamic):1回の操作でズームイン、ズームアウトできます。
  • 中心(Center):新しいビューの中心点を指定し、拡大率または高さを指定します。
  • 係数(Factor):指定された尺度係数でズームします。
  • 前の(Previous):前のズーム操作を元に戻すことができます。
  • 選択(Selected):指定されたエンティティを含むエリアの境界を判断し、エンティティが画面上に見えるよう拡大または縮小表示します。
  • ウィンドウ(Window):図面の選択した一部を最大のスケールで表示します。
  • 境界(Bounds):図面の一部にしかエンティティがなくても図面全体を表示します。
  • フィット(Fit):図面を最大に表示しますが、図面範囲は図面境界の計算で無視します。
  • 左:新しいビューの左下のコーナー点を指定し、拡大率または高さを指定します。

アクセス

コマンド:Zoom

メニュー:表示(View) > ズーム(Zoom)

ウィンドウにフィット(Zoom Fit)

ウィンドウにフィット(Zoom Fit)は図面のすべての要素を画面上で最大に表示します。

ズーム境界(Zoom Bounds)とは異なり、 ウィンドウにフィット(Zoom Fit)は図面境界を無視します。

ウィンドウにフィットでは、表示オフになっている画層上のエンティティも含みますがフリーズされた画層のエンティティは含みません。

削除または修正された要素に含まれる点で図面にまだ含まれているものが結果に影響する場合があります。これらの点は図面の再構築で削除されます。したがって、ウィンドウにフィットを使用する前に再構築(Rebuild)を使用してください。

ウィンドウにフィットを使用するには:

  • 表示(View) > ズーム(Zoom) > フィット(Fit)をクリック(またはZoomFitと入力)します。

アクセス

コマンド:ZoomFit

メニュー:表示(View) > ズーム(Zoom) > フィット(Fit)

ズーム境界(Zoom Bounds)

ズーム境界(Zoom Bounds)は図面の一部にしかエンティティが存在しなくても図面全体を表示します。

ズーム境界は、エンティティがこの境界を越えていなければ現在の図面の境界をズームします。定義済みの境界を越えるエンティティがあれば、これらはズームする境界の計算に含められます。

3Dビューでズーム境界を使用することは、ウィンドウにフィットを使用するのと同じです。

ズーム境界を使用するには:

  • 表示(View) > ズーム(Zoom) > 境界(Bounds)をクリックします。

  ズーム境界透過的 に使用することはできません。必ず図面を再構築するためです。

アクセス

メニュー:表示(View) > ズーム(Zoom) > 境界(Bounds)

前画面(Zoom Previous)

前画面(Zoom Previous)を使って前のズーム操作を元に戻すことができます。10回前までの画面を復元することができます。

前の画面を表示するには:

  • 表示(View) > 拡大(Zoom) > 前の(Previous) をクリック(またはZoomBackと入力)します。

アクセス

コマンド:ZoomBack

メニュー: 表示(View) > 拡大(Zoom) > 前の(Previous)

窓ズーム(Zoom Window)

窓ズーム(Zoom Window)では、図面の選択した一部を最大のスケールで表示します。

窓ウィンドウを使用するには:

  1. 表示(View) > ズーム(Zoom) > ウィンドウ(Window)をクリック (またはZoomWindowと入力)します。
  2. グラフィックス領域でクリックしてウィンドウの左上角を選択します。
  3. グラフィックス領域でクリックしてウィンドウの右下角を選択します。
  4. 選択したウィンドウの中央が表示の中央となり、選択したウィンドウ内のエリアが画面にフィットするよう拡大されます。

アクセス

コマンド:ZoomWindow

メニュー:表示(View) > ズーム(Zoom)> ウィンドウ(Window)

倍率(Zoom Factor)

倍率(Zoom Factor)では尺度係数を使ってズームできます。シートを使った作業、あるいは印刷またはプロットの際に便利です。

倍率を使用するには:

  1. 表示(View) > ズーム(Zoom) > 倍率(Factor)をクリック します。
  2. 倍率を入力します。数値を入力する場合:
    • x または xp 拡張を使わない場合、ズームは図面境界に相対です。以下のようになります:
      • 1 は図面全体を表示します。
      • 2 はエンティティを2倍の大きさで表示します。
      • 0.5 はエンティティを半分の大きさで表示します。
    • x を続けると、倍率は現在のビューと相対になります。
    • xp を続けると、倍率はシートの単位と相対になります。たとえば、.5xp と指定すると、シート単位の半分の倍率でモデル領域を表示します。シート上の各ビューの拡大率を指定するのに使用します。
  3. Enter キーを押します。

アクセス

メニュー:表示(View) > ズーム(Zoom) > 倍率(Factor)

選択したエンティティをズーム(Zoom to Selected Entities)

選択内容をズーム(Zoom Selected)は指定されたエンティティを含むエリアの境界を判断し、エンティティが画面上に見えるよう拡大または縮小表示します。

選択されたエンティティの範囲をズームするには:

  1. 表示(View) > ズーム(Zoom) > 選択(Selected)をクリックします。
  2. グラフィックス領域でズームするエンティティを選択します。
  3. Enter キーを押します。

アクセス

メニュー:表示(View) > ズーム(Zoom) > 選択(Selected)

中心点ズーム(Zoom Center)

中心点ズーム(Zoom Center)は新しいビューの中心点を指定し、拡大率または高さを指定します。

中心点ズームを使用するには:

  1. 表示(View) > ズーム(Zoom) > 中心(Center)をクリックします。
  2. 以下をクリックまたは入力します:
    1. 中心点
    2. 拡大率または高さ。小さい値は拡大率が大きくなります。大きい値は拡大率が小さくなります。

  Enterキーを押すとデフォルト値が使用され、表示スケールを変更せずに図面を中央に配置します。

アクセス

メニュー:表示(View) > ズーム(Zoom) > 中央(Center)

左ズーム(Zoom Left)

左ズーム(Zoom Left)を使用すると、新しいビューの左下点および、拡大率または高さを指定できます。

左ズーム使用するには:

  1. コマンド プロンプトで Zoom と入力します。
  2. 左(Left)オプションを指定します。
  3. 左下点を指定します。
  4. 拡大率または高さを指定します。小さい値は拡大率が大きくなります。大きい値は拡大率が小さくなります。

アクセス

コマンド:Zoom、オプション左(Left)

拡大(Zoom In)

ズームインすると、図面ビューが拡大表示されます。

拡大を使用するには:

  • 表示(View) > ズーム(Zoom) > 拡大(In)をクリック (またはZoomInと入力)します。

アクセス

コマンド:ZoomIn

メニュー:表示(View) > ズーム(Zoom) > 拡大(In)

縮小(Zoom Out)

ズームアウトすると、図面ビューが縮小表示されます。

縮小を使用するには:

  • 表示(View) > ズーム(Zoom) > 縮小(Out) をクリック(またはZoomOutと入力)します。

アクセス

コマンド:ZoomOut

メニュー:表示(View) > ズーム(Zoom) > 縮小(Out)

方向指定ビューとビュー タイルを使った作業(Working with Named Views and View Tiles)

このセクションでは、以下について説明します:

ユーザー定義のビューの保存と取得(Saving and Retrieving User-defined Views)

ビューとは画面上に図面を表示するためのものです。 ビューに任意の名前を付けて保存し、後でまた表示することができます。

Views コマンドにより方向指定ビューを保存、復元、コントロールすることができます。

ビューを管理するには:

  • 表示(View) > 方向指定ビュー(Named Views) をクリック(または Views と入力)します。
  • ビュー(Views)ダイアログボックスでは、3つのビュータイプを区別しています。 モデル(Model)、シート(Shet)、デフォルト(Defaults)ビューです。 各タイプに対して方向指定ビューがリストされます。

方向指定ビューを保存するには:

  1. 表示(View) > 方向指定ビュー(Named Views) をクリック(または Views と入力)します。
  2. 新規(New)をクリックします。
  3. ビュー(View)ダイアログ ボックスで:
    1. 名前(Name)にビュー名を入力します。
    2. クラス(Class)にクラス名を入力するかクラスを選択します。 クラス<なし>(<None>)にしておくこともできます。
    3. 境界(Boundaries)でオプションを指定します:
      • 表示どおり(As displayed): 現在の表示の境界を使用します。
      • 後で指定する(Specify later): 現在のビューから窓でエリアを指定できます。 後で指定する  をクリックし、グラフィックス領域で長方形領域を定義し、Enterキーを押します。
  4. 背景下で:
    • デフォルトを無視。方向指定ビューで背景を表示するかどうかを指定します。
    • 背景を形式化 。ShadeView モードが 2D に設定されていない指定方向モデル ビューに対して背景のタイプとプロパティを定義します(「方向指定ビューの背景を定義」を参照)。
  5. OK を2回クリックします。

方向指定ビューを復元するには:

  1. 表示(View) > 方向指定ビュー(Named Views) をクリック(または Views と入力)します。
  2. ビュー名(View names)で復元するビューを選択します。
  3. OK をクリックします。

ビュー境界を編集するには:

  1. 表示(View) > 方向指定ビュー(Named Views) をクリック(または Views と入力)します。
  2. ビュー名(View names)で境界を編集したいビューを選択します。
  3. 編集(Edit)をクリックします。
  4. グラフィックス領域で新しい境界を指定し Enter キーを押します。
  5. OK をクリックします。

方向指定ビューを削除するには:

  1. 表示(View) > 方向指定ビュー(Named Views) をクリック(または Views と入力)します。
  2. ビュー名(View names)で削除するビューを選択します。
  3. 削除(Delete)をクリックします。

  現在(Current)ビューや事前定義されたデフォルト(Defaults)ビューは削除できません。

方向指定ビューの背景を定義

表示コマンドで、背景を形式化ダイアログ ボックスを使用して、方向指定モデル ビューの背景のタイプとプロパティを定義します。

表示の背景はモデル ビューダ|ートでのみ表示され、ShadeView モードが 2D に設定されていない必要があります。

方向指定ビューの背景を定義するには、次の手順を実行します。

  1. 背景を形式化ダイアログ ボックスで、タイプを指定します(ソリッドグラデーション、またはイメージ)。
  2. ソリッドを選択した場合、
    1. オプション下で、色を選択をクリックします。
    2. ダイアログ ボックスで、標準色またはユーザー定義色を指定します。
  3. グラデーションを選択した場合、
    1. オプション下で、2 色を選択またはクリアして、グラデーション塗りつぶしを 2 色または 3 色のいずれで構成するかを指定します。
    2. グラデーション塗りつぶしの最上部に対して、ダイアログ ボックスで上色をクリックして、標準色またはユーザー定義色を指定します。
    3. 中央部の色をクリックして、グラデーション塗りつぶしの中間の色を指定します(2 色を選択した場合には使用不可)。
    4. 下色をクリックして、グラデーション塗りつぶしの最下部の色を指定します。
    5. 角度で、グラデーション背景を回転する角度を指定します。
  4. イメージを選択した場合、
    1. オプション下で、イメージ フダ@イル名(*.bmp、*.png、または *.jpg)を指定します。参照をクリックして、イメージ フダ@イルを参照します。
    2. 修正をクリックして、イメージを調整します。
    3. ダイアログ ボックスで、背景イメージの位置を指定します。
      • 中央。アスペクト比またはスケールを変更せずにイメージを中央揃えします。
      • ストレッチ。イメージを伸縮させて表示背景を塗りつぶします。
      • 左右に並べて表示。表示の左上コーナーにイメージを配置して、アスペクト比またはスケールを変更せずにイメージを繰り返して背景を塗りつぶします。
    4. アスペクト比固定を選択またはクリアして、イメージの X/Y スケールを同じ値に固定するかどうかを指定します。
    5. スケール調整をクリックして、イメージ スケールを 0.1 から 100 の範囲で指定します(ストレッチを選択した場合には使用不可)。
    6. オフセット調整をクリックして、X オフセットと Y オフセットをイメージの中心または左上位置から相対的に指定します(ストレッチを選択した場合には使用不可)。正、負、またはゼロの値を指定できます。
    7. リセットをクリックして、スケール値またはオフセット値をデフォルト値に変更します。
    8. OK をクリックします。
  5. プレビューで、方向指定ビューに対して指定された背景を表示します。
  6. ShadeView と入力して、ShadeView を 2D 以外のモードに設定します。

  方向指定ビューの背景を削除するには、View コマンドを実行して、方向指定ビューを選択します。プロパティ ツリー ビューで、一般を展開し、背景上書き<なし> に設定します。

アクセス

コマンド: Views

メニュー: 表示(View) > 方向指定ビュー(Named Views)

モデル ワークスペースで並べて表示されたビューを使った作業(Working with Tiled Views in Model Workspace)

図面ウィンドウは複数のビューに分割できます。各ビューに異なるビューを表示することができます。これにより、異なる詳細度のプランビューや、3D空間の異なる視点から見たモデルなど図面の様々なエリアを表示することができます。

作業ができるのは、1度に1つのビューだけであり、これを現在のビューといいます。

並べて表示されたビューは、図面ウィンドウのようにワークスペースが重複することはできません。これは、図面ウィンドウを2個、3個、4個の長方形の領域に分割するようなものです。これらのエリアはいくつかの組み合わせで表示することができます。

並べて表示されたビューのグループは、ビュータイルコンフィギュレーションと呼びます。

ビュータイルコンフィギュレーションはビュー タイル(View Tiles)ダイアログボックスで定義、保存、復元できます。

ビュータイルコンフィギュレーションを定義するには:

  1. 表示(View) > ビュータイル(View Tiles) > タイル表示マネージャー(View Tiles Manager)をクリック(または ViewTilesと入力)します。
  2. タイプ(Type)に対して新規(New)を選択します。
  3. デフォルト コンフィギュレーション(Default configurations)で、使用したい、あるいは名前を付けて保存したいビュータイル コンフィギュレーションを選択します。
  4. <<アクティブ モデル表示>>を指定すると、ダイアログボックスを開いた時のコンフィギュレーションを使用します。
  5. 方向(Orientation)で次を選択します:
    • 2D:すべてのビュータイルを現在のビューで定義したコンフィギュレーションで開始します。
    • 3D:各ビュータイルに対し、ビューを次で置き換え (Replace view with)で標準直交あるいは等角投影3Dビューを定義します。
  6. 適用先(Apply to)で次を選択します:
    • アクティブなビュータイル(Active View Tile):ビュータイル コンフィギュレーションを現在のビューに適用します。標準ビュータイル コンフィギュレーションをさらに分割することができます。
    • 表示(Display):ビュータイル コンフィギュレーションを図面全体に適用します。

ビュータイル コンフィギュレーションを名前を付けて保存するには:

  1. 表示(View) > ビュータイル(View Tiles) > タイル表示マネージャー(View Tiles Manager)をクリック(または ViewTilesと入力)します。
  2. タイプ(Type)に対して新規(New)を選択します。
  3. 名前(Name)で保存するビュータイルコンフィギュレーションの名前を入力します。
  4. デフォルト コンフィギュレーション(Default configurations)でデフォルト コンフィギュレーションを選択します。
  5. 異なる3Dビューを表示したい場合:
    1. 方向(Orientation)で3Dを選択します。
    2. ビューを次で置き換え (Replace view with)で指定されたビューに表示する直交または等角投影ビューを選択します。
  6. 保存(Save)をクリックします。

名前指定ビュータイル コンフィギュレーションを復元するには:

  1. 表示(View) > ビュータイル(View Tiles) > タイル表示マネージャー(View Tiles Manager)をクリック(または ViewTilesと入力)します。
  2. タイプ(Type)に対して名前指定(Named)を選択します。
  3. 名前指定コンフィギュレーション(Named configurations)から名前を選択します。
  4. OKをクリックします。

名前指定ビュータイル コンフィギュレーションを削除するには:

  1. 表示(View) > ビュータイル(View Tiles) > タイル表示マネージャー(View Tiles Manager)をクリック(または ViewTilesと入力)します。
  2. タイプ(Type)に対して名前指定(Named)を選択します。
  3. 名前指定コンフィギュレーション(Named configurations)で名前を右クリックし削除をクリックします。
  4. OKをクリックします。

ビュータイル コンフィギュレーションのビューを結合するには:

  1. -Viewportと入力します。
  2. 結合(Join)オプションを指定します。
  3. 隣接する2つのビュータイルが1つに結合されます。作成されたビュータイルは、主となるビュータイルのビューを継承します。

アクセス

コマンド:ViewTiles

メニュー:表示(View) > ビュータイル(View Tiles) > タイル表示マネージャー(View Tiles Manager)

エンティティの切り分けと非表示(Isolating and Hiding Entities)

他のすべてのエンティティを非表示にすることによって選択したエンティティを切り分けるか、または選択したエンティティを非表示にすることができ、切り分けたエンティティまたは非表示にしたエンティティの表示を復元できます。

このセクションでは、以下について説明します:

エンティティの切り分け(Isolating Entities)

他のすべてのエンティティを非表示にすることによって選択したエンティティを切り分けるには、IsolateEntities コマンドを使用します。

複雑なジオメトリを編集する必要があるときは、エンティティを切り分けると編集しやすくなります。

表示を元に戻すには、UnisolateEntities コマンドを使用します。

エンティティを切り分けるには:

  1. コマンド プロンプトで IsolateEntities と入力します。
  2. グラフィックス領域で、切り分けるエンティティを指定選択して、Enter キーを押します。

    指定したエンティティは表示されたままになります。

アクセス

コマンド:IsolateEntities

エンティティの非表示(Hiding Entities)

選択したエンティティを非表示にするには、HideEntities コマンドを使用します。

複雑なジオメトリを編集する必要があるときは、エンティティを非表示にすると編集しやすくなります。

表示を元に戻すには、UnisolateEntities コマンドを使用します。

エンティティを非表示にするには:

  1. コマンド プロンプトで HideEntities と入力します。
  2. グラフィックス領域で、非表示にするエンティティを指定選択して、Enter キーを押します。

    指定したエンティティが非表示になります。

  他のすべてのエンティティを非表示にすることによって選択したエンティティを切り分けるには、IsolateEntities コマンドを使用します。

アクセス

コマンド:HideEntities

切り分けまたは非表示の後でのエンティティの表示の復元(Restoring Entities’ Visibility After Isolating or Hiding)

IsolateEntities または HideEntities コマンドで非表示にしたエンティティの表示を元に戻すことができます。

切り分けまたは非表示の後でエンティティの表示を元に戻すには:

  • コマンド プロンプトで UnisolateEntities と入力します。

アクセス

コマンド:UnisolateEntities

表示オプションの設定(Setting Display Options)

このセクションでは図面要素およびアプリケーション環境の外観に関連した祇@能を説明します:

コマンド履歴の表示(Displaying Command History)

コマンド履歴は、グラフィックス領域の上に別ウィンドウで開くことができます。

コマンド履歴ウィンドウを表示するには:

  • 表示(View) > 表示(Display) > コマンド履歴(Command History)をクリックします。
  • – または –
  • コマンドプロンプトでCommandHistoryと入力します。
  • – または –
  • F2キーを押します。
  • F2キーを押します。
  • Fn + F2 キーを押します。

コマンド履歴ウィンドウを非表示にするには:

  • HideCommandHistoryと入力します。
  • – または –
  • F2キーを押します。
  • F2キーを押します。
  • Fn + F2 キーを押します。

アクセス

コマンド:CommandHistory

メニュー:表示(View) > 表示(Display) > コマンド履歴(Command History)

座標系アイコンの表示(Displaying the Coordinate System Icon)

座標系アイコンをオン、オフし、アイコンの表示位置をコントロールすることができます。 座標系アイコンは座標記号とも呼ばれます。

2D:          3D: 

現在の座標系の原点にあるときアイコンの根元の部分にプラス記号(+)が表示されます。

ワールド座標系 (WCS):          カスタム座標系 (CCS):  

座標系アイコンの表示をコントロールするには:

  1. CSIcon と入力します。
  2. また、 表示(View) > 表示(Display) > CCS アイコン(CCS Icon)をクリックし、オン(On)と原点(Origin)を選択することもできます。
  3. オプションを指定します:
  • すべて(All): デフォルトで CSIcon コマンドは現在のビューにしか影響しません。 すべて(All)によりすべてのビューで座標系アイコンが変更されます。 原点なし(No origin)、オフ(Off)、オン(On)、原点(Origin)から選択します。
  • 原点なし(No origin): 座標系アイコンを、現在の座標系から独立して左下隅に表示します。
  • オフ(Off): 座標系アイコンを非表示にします。
  • オン(On): 座標系アイコンを表示します。
  • 原点(Origin): 座標系アイコンを現在の座標系の原点(0,0,0)に表示します。 原点が表示範囲外の場合は、アイコンは左下隅に配置されます。

アクセス

コマンド: CSIcon

メニュー: 表示(View) > 表示(Display) > CCSアイコン(CCS Icon)

円およびカーブの表示品質の設定(Setting the Display Quality of Circles and Curves)

DisplayQualityコマンドは、円やカーブがどの程度スムースに表示されるかをコントロールします。

円のズームパーセンテージを指定して円、円弧、楕円、スプラインの表示解像度を指定します。値を上げると、円やカーブの見た目がスムースになります。

円や円弧の表示品質を設定するには:

  1. コマンドプロンプトでDisplayQualityと入力します。
  2. プロンプトが高速ズームを行うかを尋ねます。このプロンプトはスクリプトの互換性を維持するためのもので、重要ではありません。
  3. Enter キーを押します。
  4. 円のズームパーセンテージ値をタイプし、Enterキーを押します。ズームパーセンテージの値が大きいと、図面再構築の時間が長くなる可能性があります。

アクセス

コマンド:DisplayQuality

塗り潰しの表示/非表示の制御(Controlling the Visibility of Fills)

幅の広いダ|リラインソリッドトレースハッチング、およびグラデーションの塗り潰しの表示/非表示を制御できます。

塗り潰しの表示/非表示を制御するには:

  1. コマンド プロンプトで DisplayFills と入力します。
  2. オプションを指定します:
  • オン(On):塗り潰しをオンにします。
  • オフ(Off):塗り潰しをオフにします。エンティティの輪郭だけが表示されます。

注記: Options コマンドを使用して、線幅の表示を制御できます。オプション(Options)ダイアログ ボックスで、作図スタイル(Drafting Styles) > アクティブな作図スタイル(Active Drafting Styles) > 線のフォント(Line Font) > 線幅(LineWeight)をクリックし、グラフィックス領域で太さを表示(Display weight in graphics area)オプションを設定します。

アクセス

コマンド:DisplayFills

ボックス文字モードのオンまたはオフ(Turning Boxed Text Mode On and Off)

ボックス文字モードでは、文字をボックスで置き換え、図面の再構築の際に時間を節約できます。ボックス文字モードは印刷速度がスピードアップします。デフォルトで、ボックス文字モードはオフであり、文字は通常通り表示されます。

ボックス文字モードをオンにするには:

  1. コマンドプロンプトでBoxTextと入力します。
  2. はい(Yes)オプションを指定します。
  3. 結果を確認するには、Rebuildと入力します。
  4. 文字エンティティが長方形のボックスで置き換えられます。

ボックス文字モードをオフにするには:

  1. BoxTextと入力します。
  2. いいえ(No)オプションを指定します。

アクセス

コマンド:BoxText

Updated on 2月 15, 2024
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